院長あいさつ


はら眼科のホームページをご覧いただきありがとうございます。はら眼科は、「質の高い医療を、患者さん一人一人に最適な形で提供し、地域から信頼される眼科医院となります」を目標として掲げ、平成26年7月に開業いたしました。

眼科領域でも診断、治療が進歩し、従来では治療できなかった疾患の治療も可能となってきています。しかし一方で、目やにや涙が出る、といった日常よく見られる症状であっても、治すことが出来ないものもあり、疾患によっては一生つきあっていかなくてはいけないものもあります。

すべての病気や症状を治すことはできませんが、その中でも、受診いただいた患者さんに、少しでも「診察を受けて良かった」と思っていただけることが目標です。当院には入院施設はありませんが、硝子体手術、白内障手術を日帰りで行っております。 硝子体手術は、眼の奥にある網膜(もうまく)に起こる様々な疾患の治療を行う手術です。糖尿病網膜症、網膜前膜などの治療を行っております。

白内障手術は、加齢などの原因による、目の中のレンズ(水晶体)の濁りを取り除く手術です。いずれも、合併症のないように細心の注意を払い、出来るだけ小さな傷で手術できる機器を導入しております。 また当院では近年増加している、網膜静脈分枝閉塞症、加齢黄斑変性症に対する薬物療法も行っております。完治は難しいのですが、早期から治療することにより、視機能の低下を最小限に抑えることができます。

当院には視能訓練士という国家資格を持っているスタッフも在籍しております。視能訓練士は、眼科領域の検査に関して専門の知識を有しており、眼鏡の選定、小児の屈折検査や斜視・弱視への対応が可能です。また、視機能が低下してしまった場合でも、残った視機能を最大限活用できるよう、補装具の選定や、医療以外の社会保障サービスの情報を提供することが可能ですので、声をかけていただきたいと思います。

今後とも、患者様に最適な治療を提供できるよう、職員一同研鑽を重ねたいと思います。目の病気も、早期発見が非常に大切です。何か症状があった場合、糖尿病と診断された場合などは、早めに眼科で診察を受けていただくようお願いいたします。                                                                                                  院長 原 信哉